X-Status: SENT MIME-Version: 1.0 Date: Sat, 25 Oct 2008 12:07:50 +0900 X-Mailer: Denshin 8 Go V32.1.5.3 on Windows 5.01.2600 Service Pack 3 X-My-Real-Login-Name: m1023522; smtp01.itscom.net From: 反農薬東京G To: kotanagi@pref.akita.lg.jp Bcc: mtsuji@jcom.home.ne.jp Subject: ジクロシメットの残留の件 Content-Type: text/plain; charset=iso-2022-jp --------                        2008年10月25日 秋田県 農林水産部 水田総合利用課     土壌・環境対策班 小棚木栄作 様  いつもお世話になっている反農薬東京グループです。   少し前の話になりますが、本年8月、貴県JAかづの出荷のミディトマトに  ジクロシメットが残留基準を超えて検出されたとの報道発表があり、その  原因について、調査中とのことでした。  適用外使用、ドリフト、水稲育苗箱使用による土壌汚染など、いろいろ考え  られますが、その後の調査で、原因が判明しておれば、教えてください。  10月には、北海道のJA当麻出荷のミニトマトからもジクロシメットが検出さ  れており、また、現在、実施されている食品安全委員会が健康影響評価についての  パブリックコメント募集では、  http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1010&BID=095081260&OBJCD=&GROUP=  その農薬評価書案に  http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=Pcm1030&btnDownload=yes&hdnSeqno=0000043795 「マウスを用いた発がん性試験において、50 ppm 以上投与群の雄で肝細胞腺腫の発生 頻度が増加した。しかし、遺伝毒性試験がすべて陰性であったこと及び肝における腫瘍 の発生機序に関する試験を実施した結果から、腫瘍の発生機序は遺伝毒性メカニズムと は考え難く、本剤の評価にあたり、閾値を設定することは可能であると考えられた。」 となっています。  発ガン性については、イニシエーターでないものの、プロモーターである可能性が否定 できず、私どもはその摂取をできるだけ少なくすべきと考えています。  また、この剤は、容器内土壌残留試験の半減期が >1年となっており、土壌残留性の 高い部類に属することも懸念しております。  10月31日までに、下記へ回答くださるよう、よろしくお願いします。     =================================================       ★★★反農薬東京グループ★★★ 代表:  辻 万千子       〒202-0021東京都西東京市東伏見 2−2−28−B        電話/ファックス:042-463-3027        E-mail:mtsuji@jcom.home.ne.jp URL http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/      ==================================================