農産物検査規格検討会 座長殿 公開質問状 農産物検査規格に対する意見・要望の聴取範囲についてのお伺い 拝啓  今般、貴検討会では米の産地品種銘柄の設定方法および蕎麦・ビール大麦の農 産物検査規格の見直しを議題として開催されております。 見直しにあっては、19年度検査標準品査定会において生産者側と実需者側の双方 から提出された要望・意見を受けたものと伺っております。  しかしながら、同検査規格の見直しについては、既に複数の県議会や市町村議 会、政党、消費者団体、市民団体、農業者団体等からも多くの意見書や要望書が 提出されております。  とりわけ、地方自治法に基づいて可決され、県議会・市町村議会議長が農林水 産大臣宛てに提出した「農産物検査制度の見直しを求める意見書」等について、 第1回検討会資料の中では一切触れられておりません。  このことは地方自治制度を軽視することになり、国民の幅広い意見を聴いて見 直しをすることとする検討会の趣旨にも沿っているとは言えません。  つきましては、第2回検討会に、これまで提出された関係要望書や意見書等を 追加資料として配付していただくとともに、それらの意見について、検討会とし ての見解をお聞かせいただきますよう、お願い申し上げます。 敬具 2008年2月28日 反農薬東京グループ代表 辻 万千子 西東京市東伏見2-2-28-B 電話/ファックス 042-463-3027 生き物共生農業を進める会代表 今野茂樹