********************************** 殺虫剤散布による生徒の健康被害の件 **********************************                           2008年8月4日   緑が丘中学校 御中   殺虫剤散布による生徒の健康被害の件で、7月18日にファックスを  送った反農薬東京グループです。   回答期限の7月30日をすぎましたが、まだ、お返事をいただいて  おりません。   再度、を転載しますので、回答よろしくお願いします。  *****  7月18日のファックス  ***** 私たちは、農薬をはじめとする化学物質による環境汚染・健康被害を出来るだけ減ら  そうと運動している市民団体「反農薬東京グループ」です(下記ホームページ参照)。  7月15日、貴校で、有機リン系殺虫剤散布により生徒22人が吐き気や頭痛を訴え  病院に搬送されたとの報道がなされました。   すでに、農水省・環境省二局長連名通知「住宅地等における農薬使用について」   環境省の「公園・街路樹等病害虫・雑草管理暫定マニュアル」   厚労省の「建築物における維持管理マニュアル」等で、  農薬や殺虫剤に頼らない総合病害虫管理が推奨されています。   また、旭川市では、教育委員会から、通知や「シックスクール対策マニュアル」で、  有機リン剤の使用を止めるようとの指導がなされているにもかかわらず、今回のよう  な事例の発生は由々しきことです。  そこで、以下の事項について、お尋ねしますので、7月30日までに、  下記に回答ください。  ***** お尋ねします  ***** 1、散布された薬剤は、有機リン剤のスプラサイドとのことですが、剤型、  成分(DMTP=メチダチオン)含有量を教えてください。  また、農薬ならば、登録番号を教えてください。  農薬以外の製品ならば、メーカー名を教えてください。 2、使用された目的は、アリの駆除と報道されていますが、アリの種類は何で、  アリによりどのような被害が生じていましたか。  また、使用された薬剤は、アリに対する適用が記載されていましたか。 3、7月15日に散布されたスプラサイドの使用状況はどのようなものでした。   散布方法、散布者、散布面積、原液使用量、希釈倍率、散布量を教えてください。、 4、使用された薬剤は、以前から学校にあったものですか。それとも、今回新たに  購入されたものですか。 5、スプラサイドは劇物ですが、どのような管理方法をなさっていましたか。 6、貴校では、年間どのような農薬や殺虫剤がどの程度使用されていますか。   H19年度について、使用時期、使用目的、薬剤名、使用量を、植栽管理と   衛生害虫管理にわけて、お示しください。散布業者に委託された場合は、   その旨記してください。 7、現在、学校内に保持されている農薬や殺虫剤の名称と数量を教えてください。 8、農薬や殺虫剤を散布される場合、生徒や職員への受動被曝の防止対策は、どのように  なさっていましたか。  また、7月15日には、授業中に薬剤散布が実施された理由は何ですか。 10、貴校内の農薬・殺虫剤の使用・保管状況を総点検し、有害農薬等があれば、廃棄処理すべきと思いますが、いかがお考えですか。 11、殺虫剤による生徒の被害状況とその後の経過について教えてください。 12、再発防止のため、どのような対策をおとりですか。