To: hishokoho@pref.miyazaki.lg.jp
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 ほうれんそうの残留農薬等について
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                                                　2009年5月15日
宮崎県知事　東国原英夫　様

　３月末、農薬危害防止運動について、お願いした反農薬東京グループです。

　新聞報道によると、５月１４日、宮崎市内で販売されたほうれんそうに、残留基準を
上回るトルクロホスメチルが検出され、食品衛生法違反で回収命令がだされたとのこと
です。貴県でも、残留分析をなされたとのことなので、以下のお尋ねをしますので、
５月２５日まで、下記に回答くださるようお願いします。

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　　　　          　★★★反農薬東京グループ★★★
                         代表：　　辻　万千子
　　　　　　〒202-0021東京都西東京市東伏見　２−２−２８−Ｂ
　　　　　        　電話／ファックス：042-463-3027
　　　　　　        E-mail：mtsuji@jcom.home.ne.jp
            URL http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/
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***　お尋ねします　***

１、ほうれんそうの残留基準違反が摘発されて経緯を教えてください。

２、貴県が実施した分析調査の結果を教えてください。

３、当該ほうれんそうの購入者に健康被害がでたとの報道がありますが、被害調査を
実施されていますか。調査内容とその結果を教えてください。

４、当該ほうれんそうによる健康被害防止のため、どのような処置をとり、また、
消費者への広報を行っていますか。

５、宮崎市保健所は、臭いなどが気になる場合は食べないよう呼びかけているとのこと
ですが、この臭いの原因は何ですか。また、トルクロホスメチルが何ppm残留していると、
臭いがするのですか。

６、残留基準違反のトルクロホスメチルが検出された原因に関連して以下のこと
を教えてください。
(1)当該農薬の使用者に対して、立ち入り検査をなさいましたか。
(2)当該使用者は、農薬使用履歴をただしく記載していましたか。
(3)ほうれんそうの栽培において、農薬取締法違反があれば、その内容を教えてください。
(4)使用者には、どのような指導・処分をされましたか。
(5)残留農薬が原因で、健康被害が出た例は、数少ないと思います。今回の事例
について、農薬使用者を刑事告発されるお考えはありますか。

７、このような残留基準違反の事例防止のため、貴県ではどのような対策をとっておられ
ますか。

８、貴県は、環境省・農水省二局長連名通知「住宅地等における農薬使用について」の遵
守及び減脱農薬をはかる環境保全型農業の実践について、どのような広報・指導をされて
いますか