(1)「ピリミノバックメチルに係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)」について ************************************** ピリミノバックメチルの食品健康影響評価  (2009/07/14提出) ************************************** https://form.cao.go.jp/shokuhin/opinion-0136.html 氏名 反農薬東京グループ 住所 西東京市東伏見2−2−28−B 職業 環境保護団体 電話番号 042-463-3027 FAX番号 042-463-3027 メールアドレス[半角] mtsuji@jcom.home.ne.jp 標題:ピリミノバックメチルに係る食品健康影響評価に関する審議結果(案)についての御 意見・情報の募集 御意見・情報 【意見】毒性試験データの詳細をすべて公開した上、提案されたピリミノバックメチルの ADI0.02mg/kg体重を再検討すべきである。 【理由】1、食品衛生研究49巻11号111頁(1999)によれば、ピリミノバックメチル評価 は、ラットによる104週間の反復投与/発がん性併合試験結果を踏まえ、無毒性量0.9mg/ kg/日、ADIは、0.009mg/kg/日となっている。 また、20、100、6000、12000ppm投与 群の試験で、『100ppm以上の投与群で好中球比率の増加、リンパ球比率の低下等が認めら れる。』とある。 2、農薬評価書案記載の11の(2)節 2 年間慢性毒性/発がん性併合試験(ラット) では、雌雄ラットでLGL白血病、雄ラットで肝細胞腺腫、雌ラットで子宮腺癌、雌マウス で肝細胞腺腫の発生頻度が増加しているが、無毒性量は100ppmであるとされた。 この実 験では、ピリミノバックメチルの添加量がゼロの投与群でも、雄でLGL白血病7/60、メス で、9/60で、無投与群としては、高い数値であり、有意差がないと判断につながり、20p pm投与群にも影響がでていないとされている。 3、上記1では無毒性量20pppm、2では、100ppmとされている。科学的な評価をするには、 低濃度投与群での試験を再度実施すべきである。