https://secure01.blue.shared-server.net/www.ja-tohma.jp/mail3/mail.html 上記フォームより送信しました。 当麻農業協同組合 総務課御中 私たちは、農薬をはじめとする化学物質による環境汚染・健康被害を出来るだけ減ら  そうと運動している市民団体「反農薬東京グループ」です(下記ホームページ参照)。 国民生活センターの回収情報サイトによりますと、貴農協出荷のミニトマトに 残留基準を超える農薬が検出され、回収されるとのことですが、どのような 農薬が検出されたか、記載がありません。 以下のお尋ねをしますので、10月28日までに、下記へ回答ください。      =================================================       ★★★反農薬東京グループ★★★ 代表:  辻 万千子       〒202-0021東京都西東京市東伏見 2−2−28−B        電話/ファックス:042-463-3027        E-mail:mtsuji@jcom.home.ne.jp URL http://home.e06.itscom.net/chemiweb/ladybugs/      ================================================== **** 質問と回答  **** Q1 今回、ミニトマトに基準を超えて検出された農薬の成分名を教えてください。 A ジクロシメット(商品名 デラウスなど)です。 Q2 上川保健所の検査結果により、当該農薬が検出されたとのことですが、これは、   収去検査の結果ですか、検出公表に至った経緯を教えてください。   A 上川保健所の収去検査に基づくものです。    検査結果は、食品衛生法に基づき、道及び上川保健所が公表したものです。    なお、これまで実施した自主検査において、当JAの青果物から当該農薬は検出    された事例はありません。 Q3 当該農薬が、基準を超えて残留していた原因はなにですか。    その使用に当たって、農薬取締法違反はありませんでしたか。  A 行政機関など連携して原因究明のための調査を行っておりますが、現在のところ    原因を特定できるまでには至っておりません。今後もドリフトなど広範囲にわた    って原因究明のための調査を行うこととしています。    また、当該生産者の生産履歴や購入伝票などから当該農薬を使用していないこと    を確認しておりますので、農薬取締法に違反するものではないと考えております。 Q4 当該ミニトマトはどこに、どれ程出荷され、その回収状況はどうなっていますか。   A 食品衛生法違反として回収を命令された数量は当該生産者の6日出荷分の68.6kgです   が、当該生産者を含め当JAが6日、8日、10日、13日に旭川、釧路、札幌、大阪の   卸売市場に出荷した8173.2kgを自主回収することとしています。   23日現在で1632.1kgを回収したところですが、現在も、鋭意回収に努めております。    また、大阪府及び北海道の主要な新聞社の17日朝刊に社告を掲載し、お詫びと   回収についてお知らせしたところ、23日現在で、74件のお問い合わせをいただき、   誠意を持って対応させていただいているところです。 Q5 再発防止のための対策をお示しください。   A 原因が特定できていないことから、現段階では、再発防止対策を打ち出すことが   できていませんが、今年の出荷に当たっては、残留農薬の自主検査体制を強化し、   安全性を確認した上で出荷することとしています。    今後、行政機関などと連携して原因を究明し、来年の営農に向けた対策を推進し、   安全・安心な青果物の生産・出荷に努めることとしています。