******* 西ナイル熱媒介蚊対策に関する緊急要請 ******    2003年6月13日           結核感染症課 御中    WNV熱媒介蚊対策に関するガイドラインが、結核感染症課の通知としてでな   く、研究班の成果として、都道府県に配布されることになったとうかがいまし   たが、私たちは、それでもなお、問題だと思います。あくまで、ガイドライン   作成をやり直すよう、求めるものですが、緊急要請として、研究資料にある殺   虫剤リスト中のダイアジノン、DDVPとフェンチオンを削除することを求め   ます。もし、削除が間にあわないようなら、欧米で、ダイアジノン、DDVP、   フェンチオンが使用されなくなっている事実、及び、有機リン剤全体の規制も   すすめられていることを、準備されている課長通知にご記載ください。                  記   (1)ダイアジノン:2002年3月、アメリカで一部登録取消し命令    http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/news/pestcide/USA/fedepa020306diadinon.htm   (2)DDVP(ジクロルボス)、     2002年4月、イギリスで、発癌性の疑いで、DDVP剤の使用が禁止された。    http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/archiv/pesticide/insecticide/organophos/DDVP.htm   (3)MPP(フェンチオン)     アメリカで、本年3月31日メーカーであるバイエル社がMPPの製造中止を     EPAに報告した。これは、野鳥保護を訴える環境保護団体の運動による。    http://www.epa.gov/oppfod01/cb/csb_page/updates/fenthion-volcnl.htm   (4)アメリカでの有機リン剤の見直し     これには、ガイドラインリストにあるフェニトロチオンやテメホス、トリクロ     ルホン、クロルピリホスメチル 、プロペタンホスがリストアップされている。    http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/news/pestcide/EPA0010OP/EPA0211OP.htm     また、日本で多用されているフェニトロチオンは、米国では家庭用には毒餌に     しか使用登録が認められていない。    http://www.maroon.dti.ne.jp/bandaikw/archiv/pesticide/insecticide/organophos/MEPidx.htm                            反農薬東京グループ