街の農薬汚染・住宅地通知にもどる        通知「住宅地等における農薬使用について」

n02302#住宅地通知違反事例〜投稿がつぎつぎと#20-02
 反農薬東京グループでは、HPのサブトップに下記の住宅地通知違反通報メールの投稿サイトを作っています。

  【「住宅地等における農薬使用について」の遵守を!(通知本文へ )
    身の回りで、何の周知もなく農薬が散布されていませんか 
    グリホサート(ラウンドアップほか)などの除草剤も農薬です
    住宅地通知違反通報メールは、こちらから 】


 いままでにも、広島県で住宅地通知が遵守されない状況をお知らせし、わたしたちの要望と 県の回答を示してきましたが、 対策は遅遅として進みません(記事n01803記事n02204)。自治体の中には、化学物資過敏症の患者に障害者差別解消法を適用する動きがある中で、身の回りで、農薬が無造作に散布されている事例を最近の投稿から紹介します。

【兵庫県より】昨年5月の午後、小学校・児童クラブで、トイレへ行くため、子どもとともに、出入り口を
  出た途端、農薬を吸い込み・浴びました。5mの強風下、隣接する幼稚園で、農薬散布がなされており、
  近くの教室にいる先生を通じて、教頭先生に、風の強い日は、日時を変えるとか、今後のやり方等
  いろいろ検討していただけないかを頼みました。
  教頭先生は、『これからは農薬散布する時は児童クラブ休みにせなあかんな』との返事。その後、
  市議や県農政環境部などにも電話しましたが、なかなか進みません。情報・仲間・知恵等、切望してます。

【沖縄県より】昨年12月、自宅隣の不動産屋が売地に、告知なしで、除草剤を散布しました。
  <状況>当日は北風も吹いており、車が止まったと思ったらいきなり高圧洗浄機を使い除草剤散布を
  始めました。薬剤はバラスト敷きの地面にあたり跳ね返り風に乗ってもうもうと巻き上がっていました。
  散布をしている業者の方に「風もあるし除草剤はやめて欲しい」と言ったところ帰ってもらえました。
  しかし、風の少し弱まった翌朝にまた高圧洗浄機で散布しはじめたので、慌てて持ち主の不動産屋に
  電話をして、「ウチを含めた隣接3軒は無農薬で家庭菜園をしているので除草剤はやめて欲しい」
  とお願いしましたが聞いてもらえませんでした。しつこくお願いをしてホース散布にしてもらったものの、
  不動産の人はすっかり機嫌を損ねてしまい、以来険悪な関係になってしまいました。

 反農薬東京グループのコメント:強風下での使用による飛散/高圧洗浄機の使用による飛散(ホースの使用)
                      / 立入禁止措置なし、という酷い散布です。
                環境省の公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアルには、下記の記載があるのですが。
    『慣行のノズルを見直し、ドリフト低減ノズルの使用や飛散防止カバーの併用が望ましい。』

【熊本県より】私のところでは、近くの公園で石灰硫黄合剤を撒いているのがわかり、申し入れ書を
  書いているところです
  石灰硫黄合剤は桜への適用がないのに、越冬病害虫防除と称して。同剤を撒いています。
  樹木医に相談したら、桜の越冬病害虫防除には石灰硫黄合剤が良いといったとか。
  住宅地通知違反だと申し入れます。
 なお、前号で紹介した香害アンケートの締切は3月末ですので、お忘れなく


作成:2020-02-29