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t05303#遺伝子組換作物で害虫発生:アメリカ#96-08
アメリカ・テキサス州の農家からの報告によると、耐害虫性をうたい文句にした遺伝子組換綿花(殺虫作用のあるBT菌の遺伝子を組み込んだもの)が、ボールワーム(一種の蛾の幼虫)の被害を受けたとのことです。この遺伝子組換綿花は、モンサントが開発し、昨年EPA(環境保護局)が認可したもので、今年、はじめて栽培されました。モンサントは、今シーズンのテキサス州は異常に暑く、害虫が通常の2〜4倍も発生したのが、被害の原因であろうとしておりますが、はやくも遺伝子組換綿花に耐性を持つ害虫が発生したのではないでしょうね。
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作成:1998-04-01