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t06406#遺伝子組換え作物の農薬残留調査を東京都へ要望#97-05
本誌53号、56号でお知らせしましたが、遺伝子組み換え作物は既に食卓にあがっている可能性があります。当グループも参加している「遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーン」は、遺伝子組み換え作物の禁止と、直ちに禁止できなければ少なくとも表示すべきだと要望して運動を進めています。
5月23日には東京・日比谷公会堂で全国集会を開き、約800人が参加しました。集会終了後には厚生省交渉と、厚生省前でパフォーマンスを繰り広げました。
しかし、4月13日、食品衛生調査会は、新たに、害虫抵抗性のトウモロコシ(殺虫剤製造トウモロコシ)や、除草剤耐性ナタネ(除草剤をかけても枯れないナタネ)など8品種と1添加物を「安全性に問題がない」と答申しました。
厚生省官僚は遺伝子組み換え作物の表を示すべきだとの要望をかたくなに拒んでいますが、小泉厚生大臣は5月7日の衆議院厚生委員会での質問に対して「厚生省としては、たとえ専門家が遺伝子組み換え食品について安全性に関しては問題ないと言っても、国民がこのような不安を持っている以上、それに応える責任がある」と答弁しています。早急に、食品衛生法による表示をしてほしいものです。
反農薬東京グループでは、東京都に対して、遺伝子組み換え作物及びその加工品への農薬成分等の残留について検査・分析することなど以下のような申し入れをしました。現在、東京都は対応を検討中とのことです。
★ 消費生活条令8条に基づく遺伝子組み換え作物の残留農薬検査のお願い−略−
【東京都調査結果】(1998年6月17日)
「遺伝子組換え作物の残留農薬検査等の依頼」調査結果
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作成:1998-04-01