街の農薬汚染にもどる
t07704#「新感染症法案」継続審議へ、反対運動の成果#98-06
 前号、前々号で報告した「感染症の予防及び患者に対する医療に関する法律」は、4月30日に参議院で若干の字句の修正と付帯決議をつけて可決されました。その後、法案は衆議院に送られ、厚生委員会で審議していましたが、6月5日、継続審議と決まりました。
 この法案に対して反農薬東京グループやHIV訴訟を支える会などが、患者の人権を無視している、平常時での衛生害虫の駆除が継続されるなどと反対を表明し、国会 への働きかけや社会へのアピールを続けました。参議院での質疑に衛生害虫の駆除に関して質問してもらったりしましたが、ほとんど原案通りで可決されてしまいました。
 しかし、衆議院では最終的に継続審議になり、今国会での成立を阻止することができました。今後、この法案の批判を強め、根本的な改正ができるよう運動を続けたいと思っています。

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作成:1998-07-27