農薬の毒性・健康被害にもどる
t13404b#千葉県で、クロルピクリン系くん蒸剤で住民35人被害#02-11
 10月11日、千葉県船橋市で、クロルピクリン・臭化メチル混合土壌くん蒸剤の蒸発ガスによる健康被害が起こりました。野菜畑の土壌処理をした農家がシートで覆うのを怠るという初歩的ミスが原因で、子供3人を含む周辺住民35人が眼やのどの痛みを訴え、15人が病院で治療を受けたということです。
 クロルピクリン事故は跡を絶ちません(記事t12306参照)。このような揮発性の劇物農薬を住宅地近くで使用することは、禁止すべきだと思います。また、指導にあたるべき市の農水産課がこの事件を公表したのは、発生後20日が経た10月31日だったことも問題です。
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作成:2003-02-2