農薬の毒性・健康被害にもどる
t13607c#臭化メチル系くん蒸剤で、作業員3人が中毒#03-01
 12月29日、福岡県豊津町にある歴史民俗資料館で、害虫駆除のため、臭化メチルと酸化エチレンの複合剤「エキボン」で収納庫をくん蒸処理していた、九州三共防疫の作業員三人が吐き気や目まいの中毒症状を呈し、うち二人は意識不明の重体になりました。
 三人は27日から収納庫にガスを放出し、1日放置した後、29日の午後、中に入ったとのことですが、臭化メチルくん蒸剤によるこのような事故は、過去においても、何度もおこっており(てんとう虫情報125号参照)、大気中濃度の測定がきちんと行なわれていたのか疑問とが残ります。

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作成:2003-04-27