改定農薬取締法関係にもどる
t14206a#三重県、福島県で適用外農薬使用#03-07
5月14日、三重県で、ネギに対する農薬の適用外使用が明らかになりました。河芸町の農家が、適用のないフェンバレレート(ジメトエートとの複合製剤ベジホン乳剤)を使用し、県の調査では、残留基準の0.5ppmを超えなかったものの0.31ppmが検出されました。すでに、出荷されていた約690kgのネギを農家と出荷元が回収しているとのことです。
6月12日、福島県では、その防除基準に、ブロッコリーに適用のない農薬「ディプテレックス乳剤」と「ネキリトン」(いずれもDEP含有)を使用できると記載して、農家を指導していたことが判明しました。しかし、ことはブロッコリーだけにとどまらず、その後、防除基準を洗い直したところ、300件を超える、不適切な個所がみつかりました。
農水省は17日に、全国の都道府県に防除基準を総点検するよう通知をだしました。その結果、岩手、宮城、青森、山形、熊本においても、防除基準に違反が見つかり、適用外の違反使用で栽培された農作物の中には、既に出荷されたものもあり、回収・焼却・お詫び騒動もおきています。
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作成:2003-10-28