街の農薬汚染にもどる
t15801#厚労省、通知を検討中−病院での殺虫剤散布等に関する要望に対して#04-10
 記事t15703で、9月16日に、病院での殺虫剤散布などの規制について、厚労省(医薬食品局審査管理課、医薬食品局化学物質対策室、健康局生活衛生課、食品安全部監視安全課)と話し合いをしたことを報告しました。その時に、9月末までに中間報告をしてくださいとお願いしておりましたが、9月30日に岡崎トミ子議員に連絡がありました。
 生活衛生課と医政局に対しては、要望として「病院で殺虫剤散布をするときには、最低、ビル管理法の規定にそってやるように通知を出してほしい」というものでしたが、回答は「何かしなければと思っている。通知にするか、何にするか、検討中。まず、調査をした方がいいかということもあるので、もう少し時間がほしい。」とのことでした(04/11/17通知「医療機関におけるねずみ及び昆虫等の防除における安全管理について」)。
 生活衛生課には別に「業者に建築物衛生法のそ族昆虫駆除の項目を守るよう指導してほしい」と要望していましたが、回答は「PCO協会の理事と話した。建築物衛生法の内容が変更になったことを周知してほしいと話した。協会はパンフレットを作ってやっている」でした。
 食品監視安全課に対しては「食品衛生法施行条例の改定ガイドライン(H16/02/27の通知別添ガイドライン)は、年2回駆除しろとあり、建築物衛生法と整合性がないので、そ族昆虫駆除については、最低、ビル管理法の規定を入れるよう、通知を出し直してほしい」と要望していましたが、回答は、「前回のガイドラインが誤解されないよう、新たな通知を出すことにした。期日ははっきり言えないが、10月中にやりたい」とのことでした(10月15日発信した通知)。
 厚労省は反農薬東京グループが都道府県に質問と要望を出していることも知っており、それもあるから早くしたいとのことでした。
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作成:2004-10-27、更新:2004-11-18