空中散布・松枯れにもどる

脱農薬ミニノート3号 野放し!無人ヘリコプター農薬 散布
電子版資料集第4号:無人ヘリコプター農薬散布∞現状と問題点

t23303#長野県「農薬空中散布検討連絡会議」〜有人、無人ふたつの部会で検討#11-01
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【参考サイト】長野県のHPにある農薬の空中散布検討連絡会議の頁
      第一回連絡会議(2010/12/22)、第二回連絡会議(11/03/23)
   長野県への要望と質問、回答(2010/12/27〜2011/04/15)

 昨年12月27日、長野県が農薬空中散布検討連絡会議(以下、連絡会議)を設置するという報道を見て、当グループは県に質問状をだしました。翌日、質問への回答と1月6日までに第一回会議をホームページにアップするという返事をいただきました。それらを含めて、どういう検討がなされるのか考えてみたいと思います。
 まず、連絡会議設置にいたった経緯ですが、前ページで報告している上田市のこどもの未来と健康を考える会による働きかけで、健康被害の実態と松枯れ空散中止要望を受けたからだということです。田口さんたちは、副知事に直接面談して署名を手渡し、要望したとのことです。空散反対署名はてんとう虫情報の読者の方にもお願いしましたが、ご協力ありがとうございました。
 第一回目の連絡会議は12月22日に開かれ、県のホームページで配布資料等が公表されています。長野県は有人ヘリ散布は松枯れ対策のみで、水田等は無人ヘリ散布になっているため、連絡会議は「有人ヘリ松くい虫防除検討部会」(以下、有人ヘリ部会)と「無人ヘリ農作物防除検討部会」(以下、無人ヘリ部会)の二つの部会をつくり、有人ヘリは8月上旬に、無人ヘリは2月下旬に結論を出すとのことです。

★空散推進派ばかり構成員に
 有人ヘリ部会の構成員は、林務部、農政部、環境部、健康福祉部等から7名の県職員の他、東京女子医科大学名誉教授の香川順さん、岐阜県森林文化アカデミー客員教授の田畑勝洋さんが入っています。香川さんは林野庁の無人ヘリ検討会の時も委員であり、空散容認派でした。しかも、8月に結論を出すということは、今年度の松枯れ空散はそのまま続けるということでしょう。
 無人ヘリ部会は座長以下5名が県の職員です。意見聴取予定者として、農林水産航空協会、農林水産技術センター、日本植物防疫協会、JAきた信州みゆきなどの空散推進派が主で、反対派は、わずかに健康被害の実態を調査した厚生連佐久総合病院があるだけです。
 健康被害の訴えがあったから設置したと言っておきながら、実際に被害を受けた人たちを委員に入れないようでは、会議で検討したというアリバイづくりと言われても仕方がないでしょう。ぜひ、前ページの要望を受け入れてほしいと思い、私たちも別に要望をだしました。
 すでに、健康被害があること、効果が不明であることなどから多くの県で松枯れ空散は中止しています。林野庁も以前ほど空散に積極的ではありません。長野県も早急に空散を中止すべきです。
 また、水田等への無人ヘリ散布に関しては、その機敏性から、あっという間に庭先まできて散布すると言う事例が後をたちません。通知「住宅地等における農薬使用について」を遵守し、散布禁止区域をきっちり設定してもらいたいものです。
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作成:2011-05-01