農薬空中散布・松枯れにもどる
t23901#2010年度の無人ヘリコプター散布面積は96.3万ha〜前年より3.3万ha増加、87%が水田散布#11-07
【関連記事】記事t22505(2009年度)、記事t23805、農薬空中散布情報2011
【参考サイト】農水省:農林水産航空事業に関する情報(病害虫防除に関する情報にあり)
道府県別(無人ヘリコプター)、都道府県別(有人ヘリコプター)
10年度の無人ヘリコプターの都道府県別統計3点セット(散布面積、機体数、オペレ
ーター数)が農水省より公表されました。
無人ヘリ散布面積は、96万3,250haと前年より3万2940ha増加しました(09年度は228号参照)。その内訳は水稲が全体の87%の83万8156ha(前年3.7%増)、麦類が6万730ha(同1.3%増)、大豆が5万7905ha(同5.5%増)、その他が6459haでした。
水稲散布面積に関していえば、無人ヘリの比率が前年の93.3%から94.2%に増えており、その分有人ヘリの比率が減少しています。無人ヘリ散布のないのは、前年同様、東京、神奈川、大阪、和歌山、沖縄の5都府県だけです。
★散布面積、機体数などは北海道が一位
都道府県別統計値を次頁の表に示しました。散布面積が一番多いのは、北海道で、前年より1万470ha増え、約15.7万ha、全国の約16%を占めていました。
面積増減をみると、前年度より減少したのは17県で、秋田2348ha、宮崎1047haなどが目立ちました。また、北海道についで増加したのは新潟の9380haで、2000ha以上増えたのは、山形、青森、岩手、宮城、千葉、富山でした。
10年度の機体数は2346機で、前年増5機、農林水産航空協会認定のオペレーター数は、1万4163人で441人の増加です。機体増では北海道の10機が目立ちますし、オペレーター数増も北海道の80人がトップでした。
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作成:2011-07-26