室内汚染・シロアリ防除剤にもどる
t26306#虫除け剤は、昆虫を苦しめるだけではありません〜メーカーへのアンケート結果をもとに、省庁への要望書#13-07
【関連記事】記事t26201
【参考サイト】消費者庁:Top Page、消費者安全の頁、表示対策の頁
国民生活センター:Top Page
多摩動物公園:Top Page
東京の多摩動物公園にある昆虫園本館入り口には、『虫よけスプレー等のご使用はご遠慮ください』との看板があるそうです。これは、子供たちが、ファン付きの携帯虫よけ器などを身につけたまま、入場すると、虫が苦しむので、電源をとめてほしという園側の御願いだそうです。しかし、記事t26201で述べたように、戸外用虫除け剤は人をも苦しめます。
私たちは、虫除け剤メーカーへのアンケート結果を踏まえ、業界を指導する立場にある厚労省、内閣府、消費者庁、国民生活センターなどに、以下のような要望書を送りました。
虫除け剤についての要望
追記
2015年2月20日、消費者庁は、吊り下げ型虫除け剤30商品について、パッケージ表示内容を裏付ける合理的根拠が示されておらず、消費者に優良誤認させるとして、現行の表示をやめるよう、景品表示法違反による措置命令をだしました。命令を受けた4社のコメントはアース製薬と対応、興和、大日本除蟲菊、フマキラーです。私たちは、2013年に、虫除け剤について、アクションをとりましたが(記事t26201、記事t26306、要望(2013年7月))、やっと消費者庁が動きました。しかし、メーカーはまだ、表示を変えるだけで、商品の販売を続ける意向のようです。
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作成:2013-09-28、更新:2015-02-20