食と健康


消化を助ける酵素たっぷりの・・かぶ

かぶは、根の部分が淡色野菜、実の部分が緑黄色野菜に分けられます。
かぶの根には、デンプンの消化を助ける酵素ジアスターゼ、タンパク質を分解する酵素アミラーゼ、 さらに食物繊維が大量に含まれているので、食べ過ぎや胸やけの不快感を鎮め、整腸効果も期待できます。
根のおろし汁は古くから腹痛薬として知られているほど。
葉には、ビタミンA・B2・C、カルシウム、鉄分、食物繊維などが多く含まれ、根以上に栄養価が高いといわれています。かぶ
特にカルシウムは青菜の中ではトップクラスの含有量。カルシウムには精神安定作用があり、潰瘍の一因であるストレスにも効果的です。

●食ペ方のポイント
根には甘みがあり、アクも少ないので生でも食べられます。
ビタミンCを生かすなら、葉は生のまま食べる方がいいでしょう。
ただし、胃下垂や胃拡張の人は胃が冷えやすいので、火を通すことをおすすめします。