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日本人にとっては生活と切り離せない緑茶。
緑茶はだれでも何気なく飲んでいますが、この緑茶に立派な"効能"があることがわかり、その価値が見直されています。
お茶の産地では癌が少ない
緑茶の主な成分は、タンニンなどのカテキン類、アミノ酸、カフェイン、ビタミンCなど。
このうちビタミンCについては俗にイチゴの数倍といわれるほど多量に含まれることが以前から知られています。
ビタミンCにはウイルス感染に対する抵抗力を高めたり、ストレスから身を守ったりする働きがあり、お茶が風邪の予防にいいといわれるのはそのためです。
一般にビタミンCは熱に弱いのですが、緑茶のそれは熱に強い構造であるため、熱湯を注いでも破壊されにくい特徴があります。
緑茶にはカフェインも多く含まれています。仕事の合間の一服が身も心もリフレッシュさせてくれるわけです。だが、カフェインには利尿作用があるうえ、玉露に至ってはコーヒーの4倍のカフェインが含まれているので、寝る前に飲むのは注意がいります。
カテキンは最近
特に注目を集めている成分です。緑茶に0−157を殺すパワーがある・・というぐらい、カテキンには強い抗菌作用があります。
さらに、カテキンには癌の発生を抑える働きがあるといわれており、緑茶を1日10杯以上飲むお茶の産地の住民は、癌の発病が平均より10年も遅いという疫学調査の結果もあります。
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