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ウナギといえば夏パテしがちな季節の栄養食として
知られていますが、体力回復だけでなく胃腸に良い働きもあります。
ウナギの表面にあるヌルヌルしたムコプロティン(糖タンパクの一種)が、弱った胃腸の枯膜を
保護し、消化吸収を助けるので食欲不振を解消するのに効果的なのです。
また、ウナギはレチノールとよばれるビタミンAが豊富。これは、消化器や呼吸器、目の粘膜を強化するだけでなく、胃腸の病気を予防する働きがあります。
ウナギを食べて、胃腸の健康に役立てましょう。
●食べ方のポイント
うな重・うな丼にはさんしょうがつきものですが、さんしょうはウナギの脂っこさ・生臭さや魚毒を消すのに役立ちます。
また、大変に栄養価の高いウナギですが、ビタミンCと繊維質は含まれないので、付け合わせを緑黄色野菜にするとバランスが良くなります。
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