<大腸がん部位別発生率>
食物の消化吸収を行う小腸と水分の吸収を主な役目としている大腸は約1.7メートルで、このうち最も発がん率が高いのは直腸で全体の約半数、次にS状結腸27%、合わせて下部で74%を占めています。
(左図を参照)
大腸がん便潜血検査
腸粘膜に発生したがん病巣はもろく出血しやすい。その特徴を利用して、便に混じる目では見えない微量の出血を、化学的に検出します。
人血のみに反応する検査で大腸がん、ポリープからの出血の有無に有効です。「陰性データ」は便中に出血が含まれていないことを意味します。「陽性データ」は便中に出血が存在することを意味します。病変の存在を示唆しています。必ず2次の精密検査を受けて原因を明確にすることが大切です
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