■生活習慣病 癌に自覚症状は
 

癌に自覚症状は

 

Q.癌に自覚症状はありますか?
A.
癌は発生部位により症状が認められることがありますが、無症状で進行し気がついた時には相当進行していたということもあり、自覚症状だけで見つけることは難しいのですが、癌の中でも比較的早期に自覚できる症状はいくつかあります。次のうちどれか一つでも心当たりのある方は、すぐに受診を。


 


@胃の具合が悪く、悪心(吐き気)、嘔吐、胸焼け、食欲がなく、食べ物の好みが  変わった、短日時で体重の減少がみられた、上腹部痛、黄疸など、
慢性胃炎、胃潰瘍、胃癌の疑いがあります。また膵臓・肝臓疾患にも
  注意すべきです。

Aおりもの、不正出血がある、そのおりものが褐色をしていて悪臭がある。
→子宮癌など女性生殖器癌の疑いがあります。
B(外側上部に多い)乳房にしこりがある。
→乳癌の疑いがあります。
C飲み込む時に使えるような気がする、疼痛(いたみ)など。
→喉頭・咽頭及び食道癌の症状の疑いがあります。
D便に血液や粘液が混じる、時に比較的多量の出血がある、便が細い、悪臭がある、下痢など。
→大腸癌の症状の疑いがあります。
Eせきが続いたり、タンに血が混じったりする。悪臭がする。胸痛がある。
→気管支など気道及び肺癌の症状の疑いがあります。
F声がかすれる。
→ポリープ・喉頭癌の症状の疑いがあります。
G舌や皮膚に治りにくい潰瘍(ただれ)がある。疼痛がある。
→舌癌・皮膚部の症状の疑いがあります。
H尿の出が悪かったり、血が混じったりする。
→腎癌・膀胱癌・前立腺癌・前立腺肥大・結石の疑いがあります。

ここに記載したものはほんの一部ですが、悪性腫瘍を含め、難治性疾患にかからないためにも、人間ドックに入るなり、健康診断を定期的に受けることです。要は真の医師と相談することです。何事も相談できる医師をもつことです。

 


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