前立腺肥大症(内腺)と前立腺がん(外腺)のちがい
前立腺は膀胱の出口のところで尿道を囲み、クルミに似た形をし、精液成分をつくる働きをしています。構成はミカンに似て中の実の部分を「内腺」と呼び、皮の部分の「外腺」とに分けられています。「内腺」が腫れる病気を「前立腺肥大症」といって60歳頃から起き、早期から排尿障害が見られます。
一方、「外腺」にできる腫瘍を「前立腺がん」と呼び、前立腺の働きは男性ホルモンによって支配され、前立腺がんもこれと同じ性質をもっており、老化によりホルモンのバランスがくずれるのが原因のひとつに考えらています。 |