多くの中高年の方を悩ませている手足の関節の痛み。関節は骨と骨が軟骨を介してつながっていますが、この軟骨が長い間に擦りへって直接骨同士がこすれ合うようになると、痛みが発生します。この痛みを軽くし、変形してしまった関節を修復してくれるのがグルコサミンです。
グルコサミンはカニやエビなどの甲殻類に含まれる「キチン質」を細かく分解したアミノ糖の一種で、体内では軟骨やじんたい、関節結合組織などの成分として広く分布しています。もともと体内で作られる成分ですが、年をとるとともに代謝が追い付かなくなり、体内や関節内のグルコサミンが足りなくなることによって、様々な障害が起こります。そこで、グルコサミンを食品として補うことにより、関節の軟骨細胞に働きかけることが分かってきました。1日1〜1.5gのグルコサミンを摂ることで、関節炎の症状が改善されるといわれています。つらい関節の痛みをやわらげ、関節炎の進行を阻止してくれる嬉しい成分。それがグルコサミンなのです。
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