尿酸は細胞の燃えカスでプリン体という物質からできており、通常は老廃物として尿と一緒に排泄されます。しかし、尿酸が腎臓からうまく排泄されなかったり、魚介類や肉類などプリン体を含む食品をとりすぎたりして尿酸が増えすぎると、尿酸塩という細かいガラスの破片のようになり、足の親指や膝の関節にひっかかって炎症を起こし、やがて激しい痛み発作が起こるようになります。これが痛風です。
かつては「ぜいたく病」とか「帝王病」と呼ばれた痛風ですが、飽食の時代といわれる現代では一般的な病気になりました。圧倒的に男性に多く、男性100に対して女性は1人といわれています。痛み発作が起こる前に生活習慣の改善を。
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