■生活習慣病 血液透析の実際
 

血液透析の実際


 

1.シャントを作る
通常、利き腕でない側の前腕の動脈と静脈を繋ぎあわせてシャントをつくります。
手術は簡単で外来でできる場合もあります。 
このシャントから血液を取り出し、透析器で有害物質を取り除き、血液をきれいに
するのです。


2.透析回数と時間
血液透析は1回につき4〜5時間、週に2・3回受ける必要があります。


3.腹膜透析
(CAPD)の実際
CAPDは、腹腔にカテーテルを挿入して、透析液を注入し、腹膜を介して透析を行う
治療法です。このため腹膜炎に注意しなければなりません。
血液透析との違いは、毎日自分で管理できるという点です。6時間毎に透析液を交換することで治療が24時間でき、食事制限もゆるくなります。通院は週1〜2回です。また、機械を利用して夜間だけ治療するCAPDもあります。

 


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