疲労は万病の元。心身ともに疲れが蓄積していくと、あらゆる病魔が忍び寄ってきます。
このごろ疲れやすくて・・・という言葉は、よく耳にします。運動したり、一所懸命に働いたりするとき、筋肉は主にグリコーゲンをエネルギー源として使います。ブドウ糖から作られたグリコーゲンは、筋肉と肝臓に蓄えられ、体を動かす際の活力源になるわけです。
グリコーゲンがエネルギーに変換する過程で、触媒の役割をするのがビタミンB1です。これが不足すると、中間産物のピルビン酸が溜まり、さらに疲労物質の乳酸が大量に作られて、筋肉は疲労してしまいます。また、ビタミンCやその他のビタミンが欠乏した場合にも、同様に疲労感を覚えます。
疲労回復には、総合ビタミンを補給して心身ともに充電していくことが肝要です。 |