睡眠に障害がある場合、疲労感がいつまでも抜けません。心身のバランスが狂い、いろいろな病気を生み出してしまいます。
不眠症には、次のタイプがあります。なかなか寝つくことのできない“入眠障害”、ウトウトしているのですがまとめて眠れない“熟睡障害”、そして、ときどき目が覚めてしまう“中途覚醒”、朝早く目が覚めてしまう“早期覚醒”です。
不眠症に悩むのは、“眠らないと仕事に影響が出てしまう”とか“これでは病気になってしまう”などの不安や焦りを抱きやすい神経質な人が多いようです。40歳を過ぎるころから、加齢による睡眠状態の変化が生じ、睡眠が浅くなったり、中途覚醒が増え、どうしても深い睡眠が得られなくなってきます。
そのため、高年齢者ほど不眠に悩むケースが目立つようです。男女比でみると、女性に多く現れます。また、精神疾患によって不眠が起こる場合もあります。入眠障害は神経症患者に多く、中途覚醒や早期覚醒は、うつ病患者に多くみられます。
カノコ草のエキス(吉草根)には、中枢神経系の興奮を和らげる働きがあり、催眠作用が認められています。 |