膝関節や股関節に水がたまって痛みが走ります。歩行に困難が伴い、進行すると歩行障害を起こします。
単純性関節炎は、比較的、若い年齢層に発生し、股関節や膝関節が痛みます。ときには、膝関節に水がたまり水腫を形成するものから、単に痛みだけのものもあります。
水腫のときは針を刺して水を取り、副腎皮質ホルモン剤を注入して、圧迫包帯をします。膝を温めたり、サポーターなどで固定する方法も有効です。
化膿性関節炎は、血行性のものや骨髄炎によるものが多く、悪寒戦慄を伴い、膝関節の激痛があり、腫れ、熱感が強くなります。
関節にたまった大量の膿汁を取ると一時は症状が軽くなりますが、良く再発するため、患部を切開し、膿が出るようにして、抗生物質を使用する治療が効果的です。グルコースアミン(グルコサミン)は軟骨が正常に維持されるための大事な栄養素です。 |