肩に痛みを感じて、腕が動かしにくくなり、仕事や生活に支障を来してしまいます。体全体の動きにも悪い影響が出て、精神的にも参ってしまいます。
四十肩・五十肩は、関節周囲炎とも呼ばれ、整形外科では有痛性制動症ともいわれています。
加齢とともに、肩関節を形成する関節のふくろが縮小してしまう、筋に炎症を生じてしまう、筋肉の端が擦り切れる・・・などの原因により、肩が痛い、上肢を上とか後ろとかの一定の方向に動かすときにだけ、ひどい疼痛を感じたり、思うように動かせないといった症状が現れます。
このように、関節が固まり、筋肉などが弱まって、不意に激痛が走るようになると、仕事の能率にも影響が出るし、就寝中、寝返りをするのも怖くなってしまいます。
この症状を緩和するには、肩を入浴や蒸しタオルなどで、できるだけ温め、効果的な体操をしっかりすることが必要です。ビタミン、カルシウムなどの補給も、心掛けてください。
関節と関節の間にあるコンドロイチンが不足すると、骨同士がこすれあい、慢性関節リュウマチの原因になったりします。また、四十肩・五十肩などさまざまな骨の障害を引き起こします。 |