パソコンの普及、仕事の煩雑化などにより、不快な肩こりを訴える人が増えています。肩こりを甘く見てはいけません。疲労感が抜けずにいると、いろいろな病気を引き起こします。
肩の筋肉がこる、痛む、痺れる・・・などの不快な症候群が肩こりです。ストレス、運動不足、寝違い、寒さなどが主な原因ですが、頭痛や虫歯などによっても誘発されます。慢性的な肩こりになると、常に疲労感が抜けず、意欲や食欲も失せて、あらゆる病気を呼びこむ結果になってしまいます。
悪い姿勢などで肩から首にかけての筋肉が緊張し、筋肉の中の血管が押しつぶされると血液の流れが悪くなります。このため筋肉が収縮するためのエネルギー源となる血液中の酸素とブドウ糖が完全燃焼されず、その燃えかすと乳酸などが筋肉内にたまり、痛みやこりを起こすのです。肩こりは症状名ですから、これらの原因となっている病気を探し出すことが大切です。
日本社会に特有の精神的な緊張やストレスが筋肉をこわばらせ、肩こりを蔓延させている状況もあるようです。そういう意味で、肩こりは“こころの凝り”の部分もあります。まずはストレスから心身を解放し、ムダな不安や緊張をほぐして、気分をリラックスさせていく工夫が必要です。
慢性的な肩こりを改善するのに高麗人参が最適といわれています。その理由は、体を温め血行を良くしたり、ホルモンのバランスを良くしたりするからです。 |