食事や会話のとき、ピリッと痛みを感じる口内炎。慢性化すると、食事が美味しくないだけでなく精神的にも落ち込んでしまいます。
食事のときにピリッとしみてつらいのが、口内炎です。この病気は、まず口の中の粘膜に小さい水疱ができて、最初は赤く、次第に真ん中が白くなります。この白い部分に食べ物が触れると、しみるような痛みを感じ、食事がスムーズにできなくなります。
口内炎は何度も繰り返していると慢性化し、たくさんの水疱ができて、治りにくくなっていきます。そうなると、食事がしづらく、栄養不足を招きやすくなるし、精神的にも参ってしまいます。
口内炎の原因としては、ビタミンB群の不足、性ホルモンのバランスの崩れ、疲労の蓄積、過剰ストレスなどが考えられます。口内炎に効果があるのは、ビタミンB2、B6などのB群です。ビタミンB2が不足すると、口内炎、口角炎、目の充血、肛門のただれなど、皮膚と粘膜の境目に症状が現れます。B6は脂肪の代謝に関わり、不足すると脂漏性皮膚炎などを引き起こします。
厄介な口内炎の予防と治療のために、ビタミンを上手に活用していくことが大事なのです。 |