女性ホルモンのバランスが狂うと、生理痛・生理不順を起こしやすくなります。体調の不安定からイライラ、不安感が募り、精神のバランスも危うくなってしまいます。
生理前になると、イライラ、不安感が募るなどの症状が生理前症候群(PMS)です。これは、血液中に女性ホルモンのエストロゲンが増加し、プロゲステロンの分泌が低下して、ホルモンのバランスが狂うことが原因です。
ビタミンB6は、ホルモンのバランスを良くするので、生理前症候群、生理不順などに効果があります。生理痛あるいは生理中の腰痛、腹痛、頭痛などに鎮静効果のあるのが、ビタミンEです。体内で生成する麻薬のような物質、エンドルフィンの分泌を促し、痛みを和らげる働きをします。また、ビタミンB群は、生理中のブルーな気分を軽くする役目を果たします。
生理前に顔や足がむくむ、乳房が張るなどの症状のある人には、マグネシウムの補給が必要です。マグネシウムには、余分な水分の蓄積を抑制する機能があります。 |