精神的ストレスがきっかけで発病する人が激増しています。現代社会の人間に与えるストレスや、複雑な人間関係の中で神経はすり減っています。
どうも意欲が出ない、なんとなく食欲がない、動悸・めまいを感じる、疲れやすいなどの自律神経の不均衡からくる多彩な症状が現れ、検査で異常が見つからなかったものを自律神経失調症と呼んでいます。しかし、この病名は、欧米では使われておらず、心身症と呼ばれています。
自律神経失調症で苦しんでいる人は共通して、アレルギー体質の傾向があります。アレルギー病=自律神経失調症なのです。軽い自律神経失調症ならストレスコントロールで良くなりますが、重いものはアレルギーの治療が必要です。この症状には、潜在的に軽度のビタミン欠乏症が認められます。ビタミンの欠乏が自律神経のバランスを狂わせ、様々な不快な症状を引き起こしているのです。
自分の体には、どのビタミンが足りないのかを確かめ、欠乏しているビタミンを補っていくと、自律神経失調症が徐々に改善されるケースが多いのです。ビタミンを欠乏させる要因としては、主に飲酒、喫煙、不規則な食事、過労などが考えられます。 |