神経の休まるヒマがない、現代社会。イライラや、体調不良が続くと、心身のバランスが崩れ、いつのまにか深刻な重病のもとを作ってしまいます。
ストレス大国・日本でスッキリ快活に過ごすのは、なかなか至難のわざ。だからといって、そのストレスを喫煙、飲酒で解消する・・・というのも、別のストレスを増やしてしまいます。多忙な仕事や複雑な人間関係で生じるストレス疾患は、自律神経の失調によって起こるケースが多いようです。
日々、心身ともに充電するには、自律神経系をしっかり機能させるためにエネルギーが要ります。そのためには、ビタミンB1の補給が必要です。ビタミンB1が欠乏すると中枢神経の働きが悪くなり、イライラは溜まり放題です。また、カルシウムも神経の興奮を抑え、イライラ防止に効果があります。
ビタミンC、パントテン酸(ビタミンB群)の摂取も、ストレス疾患を和らげるためには欠かせません。この物質は、“抗ストレスホルモン”といわれる副腎皮質ホルモンを生成するときに不可欠なのです。とくに、ビタミンCは不足しやすいので、しっかり補っていく必要があります。 |