ズッシリ重い荷物を持つ時だけでなく、普段から頑固な腰痛には、注意が必要です。脊髄腫瘍や脊椎カリエスを起こしていることもあります。
重い物を持ち上げたとき、ゴルフスイングの瞬間、寝違えなどにより、腰のあたりに急性の激痛が走るのがいわゆる“ギックリ腰”です。ドイツ語では、ヘキセンシュス(魔女の一突き)と言われています。脊椎骨同士のクッションになっている椎間板の中の髄核が、うしろ側に突出して神経根を圧迫するために、ビリッと激痛が走るわけです。
腰痛には、背骨(腰椎)の異常からくるものもあります。その中で、もっとも多いのが加齢によって起きる変形性腰痛症です。これは、腰椎が変形して神経を圧迫するために生じる病気です。骨粗鬆症によって、腰痛が発症する場合もあります。
頑固な腰痛がいつまでも続くときには、要注意です。転移性脊髄腫瘍や脊椎カリエス(骨の結核)を疑ってみなくてはなりません。“コシのある麺”、“コシの入ったスイング”など、あらゆるジャンルで重要視されている“腰”です。人体の基盤である“腰”を大切にしましょう。
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