体内時計の狂いが、時差ぼけの原因です。睡眠のリズムが乱れて、様々な体調不良を引き起こします。
仕事やレジャーなどで海外に出かける機会の多い人は、体内時計が狂ってしまい、いわゆる“時差ぼけ”を起こしがちです。アメリカは午前10:00でも、あなたの体に関していえば、まだ夜中の2:00で眠っているべき時間です。いわば徹夜明けのまま仕事をしているようなものです。
国際線のパイロットやスチュワーデスなどでは、時差ぼけ対策のためにフライト中数時間おきにオーバードライブを飲んでいるそうです。また、テニスなどのスポーツで汗を流し、体内時計の調整をはかっているようです。
海外に出かけると、言葉や文化の違いなどで知らずにストレスが溜まってしまい、どうしても睡眠のリズムが壊れ、食欲減退、便秘、体調不良などの症状を起こしてしまいます。外国で具合が悪くなると、不安は募るばかりです。体調は、ますます悪化してしまいます。海外出張の多いビジネスマンにとっては、時差ぼけをどう乗り越えるかは、意外に重大な問題です。体内時計のリズムを修正するのは非常に難しいものです。
ビタミンB12・ビタミンB1などのビタミンB群が、時差ぼけと戦ってくれる最高の味方です。疲れがひどい時は、ビタミンCを多めにとると良いでしょう。 |