頭痛には、様々な原因が潜んでいます。最悪の場合、クモ膜下出血、脳腫瘍など重い症状のシグナルなのかもしれません。
ずる休みの口実などにも、よく使われる“ちょっと頭痛が・・・”ですが、それだけポピュラーな症状といえます。頭痛といってもいろいろです。ストレスや首のまわりの筋肉の緊張が原因の筋収縮性頭痛、頭蓋内の血管収縮・拡張が原因の偏頭痛、顔面を走る神経に原因する三叉神経痛、風邪からくるもの、自律神経失調によるもの・・・などがあります。大切な機能を司っている部分だけに、頭痛を軽く考えてはいけません。次に挙げるような、重大な病気を秘めている可能性もあるのです。
1.クモ膜下出血・・・ハンマーで頭を強打されたような激痛が、突然襲います。死亡率が高く、生命は取り留めても、重い後遺症を残す危険があります。
2.髄膜脳炎・・・細菌、カビ、ウィルスの感染により、脳や髄膜に炎症や浮腫を起こすものです。発熱し、激しい頭痛と首の硬直が起こり、痙攣・意識障害を伴うこともあります。
3.脳腫瘍・・・腫瘍の肥大により、次第に頭痛が強まり、嘔吐するようになります。マヒ・痙攣を伴うことがあり、生命に危険を及ぼします。
その他、脳内出血、緑内障など頭痛には、様々な原因が潜んでいます。自己判断せずに頭痛の原因を追求してください。
原因が不明で、生命に危険がないような方は、ビタミンEを摂取されると良いでしょう.ビタミンEは、末梢の血管を拡張し、血液の流れをよくし脳の酸欠不足を改善してくれます。 |