■生活習慣病 ストレッチングを効果的に進めていくために
 

運動と健康管理


 

《運動不足度Check》

筋力、柔軟性、持久力は十分ですか?

体は動かさずにいれば、どんどん機能が低下していきます。運動不足が招く体の衰えは、筋力の低下、柔軟性の低下、持久力の低下といった、様々な形で現れてきます。以下のセルフチェックで全て×の方は要注意です。

片足立ちしながら軸足がずれないで靴下がはける
駅の階段や、ビルの階段は休まずにあがれる

腕立て伏せを続けて10回できる(※肩・肘に障害のある肩は避けてください。)

「予防」か「治療」かで運動内容は異なる

交通機関の発達や電化製品の普及などで、現代人はからだを動かす機会が少なくなりがちです。運動不足が続くケからだの機能が低下して疲れやすくなり寿命も短くなります。適度な運動は肥満や生活習慣病の予防や治療に欠かせないものです。
 運動を考える場合、まず始めにおさえていただきたいのは、その目的が「予防なのか、治療なのか」ということ。そして、予防と治療では、運動の内容もまったく違ってくるということです。
 治療を目的とした運動療法の場合には、ある程度の運動量が必要になってきます。しかし予防の意味で行うならば、からだを動かす機会を増やすことが大切で、必ずしも「特別な運動」を始める必要けありません。また、よく 「運動は20分以上続けて行わなければ意味がない」 といわれますが、それは運動で使うエネルギーの中心が炭水化物から脂肪に変わる時間のめやすに過ぎません。運動がもたらす実際の効果とは別のもので、予防のための運動には20分以上必要≠ニいう定説はあてはまらないのです。

ストレッチングとは何か?

 ストレッチングという聞きなれた 言葉ですが、簡単に理解しておきましょう。 柔軟体操の一種です。英語で言う 「ストレッチ(Stretch)」とは引っ 張る、体を伸ばす、といった意味を 持ちます。このことから想像できる ように 「関節と関節についている筋 肉を伸ばす事」をストレッチングと いいます。つまりストレッチングを する時は関節と筋肉を意識しながら 行ってください。伸ばしている場所 を意識する事が大切です。

ストレッチングの効用
運勢不足克服のために


 今日のように機械化、省力化が進ん でくると、慢性的な運動不足は高血圧、 糖尿病、腰痛、肥満、ストレスを引き 起こす原因になっています。以上のよ うな運動不足病を克服していくため には当然のことながら、積極的に運動 を実践していく事しかありません。
 ストレッチングは手軽にできる運動 のひとつです。他のスポーツと違って 広い場所は必要ないし、いつでもどこ でもできるストレッチングは、老若男 女を問わず、誰にでもできる運動なの でぜひお勧めしたいと思います。


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