《桂枝加芍薬湯》
<中医処方解説>
桂皮4.5、大棗3.5、芍薬7.0、甘草3.0、生姜1.0 |
小建中湯から温中補虚の膠飴を除いたものです。
脾胃を振奮する甘草・生姜・たいそう・桂枝と補血柔肝の白芍の
配合で、肝気が脾胃に乗じないようにしています。 |
効能 温中補虚・和裏止痛
適応症 桂枝湯の芍薬を倍加して薬効を裏に向かわせており、
桂枝湯で中焦を振奮し、芍薬で和営柔肝・止痛する。
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この漢方薬は、中国の医学書「傷寒論」に記載されている薬方です。
腹が張って痛み、頻繁に便意を催すにもかかわらず排便が困難な症状に
効果があります。腹部膨満感のある次の諸症状:
しぶり腹、腹痛
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