《黄連阿膠湯》
<中医処方解説>
黄連1.5、阿膠1.5、芍薬1.25、黄ごん1.0、卵黄末3 |
苦寒の黄連・黄ごんで心火を冷まし、阿膠・芍薬・で肝腎精血を補い、
卵黄末で心腎を滋養するとともに交通させます。瀉火と滋陰の配合です。 |
効能 滋陰降火・安神除煩
適応症 陰虚・心火旺:いらいら・胸が熱く苦しい・不眠・焦燥感などの
心火旺症に、口渇・のどの乾燥感・頭が
ふらつく・やせる・足腰に力がないなどの陰虚の
症候をともなう。
舌質は、紅〜深紅・舌苔は、黄で少ない
あるいは無苔。
臨床応用 熱病の回復期・不眠症・不安神経症などで、陰虚,心火旺を
呈するもの |
|