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生薬名・・・・阿仙薬 あせんやく

 

生薬名 阿仙薬(あせんやく)
基 原 マメ科 Leguminosae 児茶 Acacia catechu Wild. の樹枝を乾燥し、水煎した液を濃縮乾燥した塊状エキス。ペグ阿仙薬といわれるが、現在日本には輸入されていない。アカネ科のRubiaceaeのガンビール阿仙薬Uncaria gambir Roxb.が使われる。
性 味 味は苦・渋、性は平。(帰経:肺経)
主成分 catechin ・ epicatechin ・ catechol tannin ・ catechin red などの tannin、粘液質・脂肪油・樹脂など。
薬理作用 収湿・歛瘡・止血
収斂作用・消炎作用・止血作用(catechol tannin に関係がある)
臨床応用 収斂性止瀉薬として用いるが、漢方では現在ほとんど用いない。日本で大量に 用いられるのは口腔清涼剤(仁丹など)の原料としてである。
用量 外用には、適量
使用上の注意  
生薬画像