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生薬名・・・・烏頭 うず

 

生薬名 烏頭(うず)
基 原 キンポウゲ科烏頭(トリカブト)の主根。烏頭には川烏と草烏の2種がある。川烏はソウ氏烏頭 Aconitum carmichaelis Debx. で、主として四川省で栽培されている。草烏は北烏頭 A. kusnezoffi Reich. などで、各地に野生している。川烏と草烏の用途・成分は大体同じであるが、草烏の方が毒性と効能が強い。
性 味 味は辛、性は温。大毒。
主成分  aconitine 。含有量は附子より多い。
薬理作用 回陽救逆・温脾腎・散寒止痛
臨床応用 鎮痛作用は附子より強いが、強心作用・去寒の効能は附子より弱い。烏頭は、去風止痛の効果がすぐれている。
用量 1.5〜6g
使用上の注意 補益薬には、配合しない。