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生薬名・・・・早蓮草 かんれんそう

 

生薬名 早蓮草(かんれんそう)
基 原 キク科 Compositae  鱧脹 Eclipta alba (L.) Hassk. (タカサブロウ)の地上全草を乾燥させたもの。
性 味 味は甘・酸、性は寒。(帰経:肝・腎経)
主成分 ediptine ・ 苦味質 ・ tannin ・ ビタミンA類物質
薬理作用 滋陰・補腎
収斂・消炎作用があるようである。やや補益性がある。in vitroで、黄色ブドウ球菌に対して強い抗菌作用があり、赤痢菌B群にたいして、抑制作用がある。
臨床応用 収斂性の強壮薬として用いる。主として肝腎陰虚、肝火旺による出血に使用する。吐血・血尿・血便・出血性下痢・子宮出血などである。特に、血尿に用いる。
用量 6〜15g
使用上の注意