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生薬名・・・・胡椒 こしょう

 

生薬名 胡椒(こしょう)
基 原 コショウ科 Piperaceae 胡椒 Piper nigrum L. (コショウ)の成熟種子を乾燥したもの
性 味 味は辛、性は熱。(帰経:胃・大腸経)
主成分 piperine ・ 微量の piper oli
薬理作用 温胃散寒
健胃作用
臨床応用 主として胃寒による嘔吐・下痢に用いる。胡椒は刺激性健胃剤で、作用は強烈である。民間の経験方で、胡椒15gを洗浄したブタの胃袋に入れて両端をくくり、煮たものを、上腹部の冷痛・水様の嘔吐などの胃寒の症状に使用している。
用量 1.5〜5g。散剤のときは1回1〜1.5g。
使用上の注意