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生薬名・・・・石葦 せきい

 

生薬名 石葦(せきい)
基 原 ウラボシ科 Polypodiaceae 石葦 Pyrrosia lingua (Thumb.) Farw. (ヒトツバ)の地上部分を乾燥したもの。
性 味 味は甘・苦、性は平。(帰経:肺・膀胱経)
主成分 saponin ・ anthraquinone 類 ・ flavon 類など
薬理作用 利水通淋
利尿作用、消炎・止血作用、抗菌作用、抗インフルエンザウイルス作用
臨床応用
  1. 尿量減少・排尿困難・排尿痛などの熱淋の症状があるときに使用する。
  2. 清熱止血に用いる。血尿をともなう尿路結石や炎症に用いる。熱証の吐血には、石葦30gを濃く煎じて頓服する。
  3. 白血球減少症に用いる。
  4. 現在は、慢性気管支炎・喘息にも使用している。
用量 6〜30g
使用上の注意