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生薬名・・・・石榴皮 せきりゅうひ

 

生薬名 石榴皮(せきりゅうひ)
基 原 ザクロ科 Punicaceae 石榴 Punica granatum L. (ザクロ)の果皮を乾燥したもの
性 味 味は酸・渋、性は温。(帰経:胃・大腸経)
主成分 タンニン・粘液質・苦味質
薬理作用 渋腸・収斂・殺虫
収斂作用、抗菌・抗真菌・抗ウイルス作用
臨床応用 主として止瀉に用いる。慢性の下痢・脾虚の泥状便や水様便のいずれにも使用できる。最近の報告によれば、細菌性下痢症に対する効果は良好である。一般に単味で用い、粉剤にすることが多いが、煎じてもよい。
用量 煎剤には9〜15g、大量でも30gまで。細末は毎回6gを沖服する。
使用上の注意