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生薬名・・・・桑枝 そうし

 

生薬名 桑枝(そうし)
基 原 クワ科 Moraceae 桑樹 Morus alba L. (マグワ)の幼枝を乾燥したもの。広東では習慣的に古い枝を用いる
性 味 味は苦、性は平。(帰経:肝経)
主成分 tannin ・ビタミンA。灰分にはカリウム・ナトリウム塩類と二酸化ケイ素を含む。
薬理作用 去風通絡
鎮痛・解熱作用がある。
臨床応用 風湿による痺痛に広く使用する。急性関節リウマチ・慢性関節リウマチ・風湿による筋疾患で、関節痛・運動障害があるときに用いる。桑枝単独で、あるいは他の養血通絡薬や去風湿薬を配合して使用する。
用量 10〜60g、単味の場合はやや大量。
生薬画像