第209回(2005年8月13日)

お魚すきやね

 「お魚好きやね」は「オサカナスキヤネ」で、食品の頭一文字を並べたものである。
  オ:お茶
  サ:魚(青さかな)
  カ:海藻
  ナ:納豆
  ス:酢(黒酢、梅干し)
  キ:きのこ
  ヤ:野菜(青菜類)
  ネ:ねぎ

 これらの食品をみて、ピーンときた人はかなり健康に関心がある人であろう。
 私は毎晩NHKのラジオ深夜便を聞きながら就寝する。
 先日、ラジオ深夜便を聞いていて、心に残ったのが「オサカナスキヤネ」で、簡単に言うと次のようであった。

 「オサカナスキヤネ」は8種類の食品のことで、これらの食品を飲んだり食べたりすると、血液がさらさらになる。
 これら8種の食品を毎日全種類食べるのが理想的だが、それができなくても2日間のうちには全種類を食べるようにすれば、血液さらさらに効果がある。
 血液がさらさらになると、血液の流れが良くなり、脳梗塞や心疾患を予防できる。

 翌日、調べてみると、この話をされたのは東京女子医大の栗原毅先生で、「血液さらさら」「血液どろどろ」の名付け親であった。
 さらさら血液の対極にあるのがどろどろ血液で、どろどろ血液は血管を詰まらせ脳梗塞や心臓病の原因となる。
 私は血圧が高いとかコレステロール値が高いといった生活習慣病があるのではないが、血統から行けば脳卒中の血統である。
 父親は私ぐらいの年齢で、脳梗塞を患ったし、祖父母もこの系統の病気であった。
 私も脳卒中になるのは嫌なので、さらさら血液にはたいへん気になるところなのである。

 そこで「オサカナスキヤネ」を食べねばと思うが、この中でほとんど食べていないのが納豆である。
 納豆は冷蔵庫にいつもあるのだが、ちっとも食べないので、いつも賞味期限が切れてしまう。
 納豆以外の食品はふだんからよく食べているので、2日に1回は納豆を食べることにしたいと思っている。
 さらさら血液は運動や他の食事とも関係しているようで、オサカナスキヤネを毎日食べたからと必ずさらさら血液になるとは言えないが、少なくとも食べないよりは良さそうだ。